DVD ハピネット・ピクチャーズ 2004/02/26 ¥3,990 1938年、ナチスの迫害から逃れるためにアフリカに来た少女レギーナの一家。お嬢様育ちの母は我慢ができず、父親とのいさかいが絶えなかったが、レギーナは農場暮らしにすぐに慣れ、料理人オウアと仲良くなり、アフリカの地に溶け込んでいく。 大自然に囲まれたレギーナが、スポンジのようにさまざななことをグングンと吸収していく様…

これも映画館で観なくちゃー、って思ってたら終わってた作品。
ナチスの迫害を逃れてアフリカに亡命。
アフリカに着た当時は食事の世話をしてくれる料理人オウアに対して、
まるで召使の様な対応をし、早くアフリカを出たいと願う母親が、
徐々に変化していく微妙な心理描写が良い。
そして子役時代の娘役の子が何と言っても良い。
皮膚の色で相手を判断せず、本当にスンナリとアフリカを受け入れていく
その様は観ていて、清々しい思いがした。
現地の学校に入学しても、ユダヤ人で居る事で差別が有ったり。
淡々としている静の映画の中に、心の動が要所要所に表現されているのも◎。
アフリカの大地や山々等綺麗な情景を映し出しているだけで無い。

家畜の糞に足を入れて「気持ち良い」と言ったり、
地元の儀式で家畜を殺生し、肝臓に食らい付いたり等のシーンもある。
現地の老婆が死を迎えようとしている時「どうして家に入れないの?」と問う母親に、
「家が汚れるから、死体はハイエナが始末してくれるさ。」と返答があったが、
食物連鎖では無いけど、何かが死ぬ事に拠って、
逆に生かされる別の生き物が居る。

しかし、唯一?と思ったのが、
お母さんがあまり美人で無いのに、
ナイロビのホテルで英国人兵と浮気をしたり、
長年の知人の独身男に好意を持たれたり、
後半では父親と予想を上回る激しいSEXシーンが有ったり。。。
うーん。一言、母親役代わりたい!羨まし過ぎー(笑

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