昨日は睡眠薬を服用した為か、
暫くぶりにグッスリと眠る事が出来た。
でも未だ眩暈や頭痛、吐き気が酷く、真っ直ぐに歩けないので、
総合病院に行ったら、メニエール病だと診断された。

とりあえず気分を転換する意味で、
前からずっと観たいと思っていた
「さよならクロ」を観た。
犬好きな私にとっては冒頭シーンからボロボロ。
人間の都合に振り回され、捨てられたクロ。
途中はネタバレになってしまうので書きませんが、
「さよならクロ」は終始ボロボロと涙を流しながら鑑賞。
主演の妻夫木君他、ヒロインの女性も凛とした可愛さで◎
脇を固める役者さん達もなかなか良かった。
井川比佐志さんの無骨な優しさと、腹の据わった余さんが印象的だった。

自分の話で恐縮だが、最初に犬を飼っていたのはコロだ(平凡な名前だったなぁ)。
3歳位から幼稚園の頃だったと思う。
雄犬で雑種で、御飯を欲しいだけ食べてしまい、後で下痢、という
若干頭の弱い犬だったと記憶しているが、それでも私には愛犬だった。
そんな或る日、散歩の為に首輪を放した一瞬の間に飛び出してしまい、
近所の女の子に突然ジャレて飛び掛ってしまった。
犬としてはジャレてるつもりが、女の子は犬嫌いでワンワン泣いてしまった。
運悪くその女の子の母親は有名な五月蝿い人&噂好きな人で、
噛んでも無いくせに「噛み付かれた!獰猛で危険な犬だ!」等と近所に吹聴し、
結局両親は居たたまれず、コロを保健所に出してしまった。
幼稚園から帰ってきた私はコロが居ないのを直ぐに確認し、
母親に詰問した後、号泣したのは今でも記憶に残っている。

そして次に飼った犬はクリだ。(毛が栗色だから。またしても平凡だ:笑)
母親が一目ぼれして貰ってきてしまう程、可愛い柴犬だった。
自分で言うのも何だが、あれ程可愛い柴犬を私は見た事が無い。
通る人が必ず、可愛いわねぇ♪とホメてくれた。
誰が教えたでも無くオシッコは散歩の時だけで、家では絶対にしなかった。
家族以外にはなつかず、他人が来ると吠えまくっている気の強さだが、
雷や花火等の音にはブルブルと脅えるという小心な部分も持ち合わせていた。
私が涙していると、悲しそうな顔をして顔を舐めてくれたり、
人間以上に私の心を察知してくれていた様な気がする。
17歳で死んでしまったが、人間ならば本当に頭の良い子だったと思う。

ここんとこ心の余裕が無く、焦った生活を送っていたが、
久しぶりに心が温かくなり、若干感覚が取り戻せた。
もし飼っていた愛犬が人間として生まれてきたら、
どんな人なんだろうか?会いたいなぁ、、、。
逆に私がもし犬だったら、、、、。
洋服着せたりしないで、自由で居たいなぁ。。。

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