ブラッド・ダイアモンドを鑑賞

先日のハンニバルは気合を入れて観に行ったが、
今日のブラッド・ダイアモンドは。。。
然程観たいとは思っていなかった。
レオ×ジェニファーというコンビも、
かなりスルー対象だったのだが、、、。

いやーーーー。
良かったッス。
冒頭から激しく心を奪われた。
もう後は観客となって傍観した感じ。
人種、紛争、少年兵、ダイヤモンドに群がる人や企業、
その中に親子愛、友情、男気等、、。
嗚呼ーーーー、とにかく良かったッス。
今までレオナルド・ディカプリオの作品を観てきたが、
この作品が私は一番良かった。
悪役を演じている中で、自分の善の部分に気が付く所が実に良かった。
そして準主役のソロモン・バンディが素晴らしかった。
激しい愛情を表現したり、怒りを表したりする中で、
ボケている部分が有ったり。実に良かった。
アフリカの大地が成せる、物事を静観した感じも良かった。
ハムナプトラの男が若干老けて出ていた。

「ダイヤモンドを買わないという事が、紛争を食い止める最大の手段です。」
みたいな事が(不確実）書かれていたが、、、。まさに何に対してもそうだと思う。
金、石油、象牙、宝石等、、、。
金となる物の為には手段を選ばず、時には同じ人種が殺し合い。
利権を争って土地を焼き、村を焼き。。。
でもそれを操作しているのが、皮肉な企業だったり。。。
先進国の勝手な要望と、横暴な支配に拠って、、
何万、何百万人の難民の人達が生まれている。
上記の物だけでは無く、、食料自給率が低い日本は
金に物を言わせて各国に色々と迷惑をかけているのだろうな。
熱帯雨林伐採、美しい海の埋め立て、、、。
全て人間の金と欲に振り回され、、、
そして、その報いが近い将来確実に訪れるのだろう。
血で血を洗うみたいな事は避けなければ、、、と強く思ったしだい。

映画の途中で「神はこの世を見離した。」(不確実）みたいな台詞があった。
その他にも、とても印象的なシーンや台詞が多々有った。
とにかく観に行って欲しいズラ。