空腹とイライラにご用心。
2007年12月8日
横須賀米軍基地が一般開放される、
という情報を入手したので、
久々にT芝君を誘って行ってみる事にした。
当日意外に早く準備完了したので、
若干早めに電車に乗る事に。
軍ヲタなT芝君なので横須賀、横田基地はもちろんの事、
岩国、？？？、？？？なんかわかんないけど全国各地に行ってるみたいだ。
開門の12時少し前に現地に到着したのだが、凄い人間の数が並んでいた。
『見ろ！人がゴミの様だ！』と叫んで東芝君を笑わせてみた。
やっと開門となり入場したのだが、途中不審者だからか？
任意にやってるのか？職務質問をされてる人が数人居た。
嗚呼、私の事も質問してェーー、と思ったがスルーだった。残念。
バッグの中身をチェックされてようやく本格的に入場出来た。
入場してすぐの所にクラブがあったり、映画館が在ったり、一つの街となっていた。
そして今回の唯一にして最後？の見所。空母キティホークへ♪
凄い、デカイ、、とにかくデカイ。
まるで映画を観ている様なデカさであった。
それもそのハズ。この船で飛行機が離着陸をするのだ。
ここでもかなり待った。階段を地味に上って甲板に出た。
カタパルトの所で熱心に見入る60以上と見られるヲタが数人居たり、
とにかく秋葉とは違う人種のヲタを多数確認した。
真ん中の方に何やら100近い行列が出来ていた。
何だ？何だ？と思って確認したら艦長さんが気さくにサインに応じていた。
そして高身長の超イケメンで笑顔が爽やか、靴もピカピカ♪
一瞬にして私の瞳は乙女になってしまった。
メタボリックさんもそうだが、やはり人の上に立つ人というのは
或るオーラというか、包容力というか、素敵な人が多いな、と思った。
この列に並んでイケメンと握手したいのはヤマヤマだったが、
汗でジットリとして熱い、、ヲタの手の私は諦める事にした。
軍ヲタでもハードヲタでも無い私は、この頃から飽き飽きしていた。
1階に行き、空母で使用する車や、パラシュートを見学した。
チーム毎に作っている？帽子やTシャツやグッズやら売られていたが、
私の心をくすぐる商品は全く無かった。
アー、つまんね、、、と思っているところにヲタのしゃべり全開で
『バルカン砲と○○と○○を見ます、今から♪』と嬉々としている人が居て、
私と温度差は100度以上あるな、、、と思った。
東芝君との温度差も50度以上あったのだが、我慢して待った。
心の中では直ぐでも帰って、喉を鳴らして美味しいビールを飲みたかったが、
私から誘ったし、せっかくここまで来たし、、、と思って、次の船を観に行った。
道の途中にホットドッグやピザを売る店があったのだが、
食欲が失せる様なシロモノだったので食べなかった。
SUBWAYも在ったのだが、長蛇の列を並ぶのは止めた。
次の船は更に入場までの動線が悪く時間がかかった。
一本の渡し板で入退場をしている為、常にどちらかが待っていなければいけなかった。
浜風を受け地味に寒い中、40分待ち続けた。
やっと船に乗船出来た。
さっきのキティホークでもそうだが、機関室や中枢部には入れない。
何の事は無い。ツマラナサ満開だったが、不明な2本の棒は何に使う為の物か？
等と米兵さんに聞いたりして紛らわせた。
T芝君もやっと空気を読んだのか、満足したのか？帰る事となった。
門の所に出るまでに数回の会話があったが、T芝君が先にスタスタと歩くので、
更にムカムカと怒りが増してきてしまった。
駅までの道においても一度も振り向きもせず、スタスタと歩く後ろ姿を見て、
私はヘソを曲げて右に曲がってしまった。
だがそれが近道だった様で、途中T芝君が後ろに見えた。
Y銀行のところでムカついた顔でメールを打っている姿を見たら、
無視して別の道に行ってしまった私。
目の前にサイゼリヤが在ったので、ここに決定。
禁煙スペースがちゃんと在り、食べられる物が有る店というのが意外に難しい。
腹へリを解消すべく、ジョッキビール，キャベツのピクルス、キュウリのピクルス，
マイカのパプリカソース，小エビと完熟トマトのリゾットを一気食いした。
なんだか散々な土曜日だった。
ヲタならともかく、動かない船を見ても何も面白くない。
そしてアメリカの食い物は食欲をそそらない。
東芝君は振り返らない。
という事が分かった。
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