私の日記を読んで頂いている方の中に
『声が出ない病気』でアクセスされる事が多いです。
また痙攣性発生障害(以下SD)の手術をして約3年が経過するので
その後の状況等記載しておこうと思います。

現状声は出ています。
手術直後、激しく声が細くなりましたが、声が出る様になっています。
、、、が過去の自分の声(大きく元気な声)と比較すると、
声の量もパワーも半減していると思います。
女性らしくなった、、、と言えるかもしれません。

声が出し難い感じ?は未だ有ります。
手術前が100だとすると30程度でしょうか。
呼吸法というか発声法を変えると30の数値も15に変化します。
病気になる前の様な完治状態にはならないと思います。
この病気は顔面神経痛の喉版だと思っています。
自分の意思とは無関係に喉が痙攣を起こしてしまうのを
手術で声帯に埋め込んだチタンが抑制しているだけで、
SDの手術をしたから痙攣が無くなるものでは無いからです。

私は以前から長時間大声を出したりすると、
直ぐに喉がガラガラになったり、
毎日の様にカラオケに行っていた時期に
声帯ポリープが出来てしまい手術した経験が有ります。
元々声帯は弱い方だったのでしょう。
手術前にSDの事を調べた際、SDの原因として脳内器官の或る一部が影響しているので、
その器官に電気ショックだか手術をすれば痙攣が治まる、、、
的文章を読んだのですが(うろ覚えで恐縮です)、
これは何をどうする手術だったのだろう。。。

手術は日記にも記載しましたが、喉に局所麻酔をして意識が有る中、
喉をメスで切られたり、、、怖くて、痛くてたまりませんでした。
しかしながら結果的に私の場合は手術を受けて良かったと思っています。
私の場合は狭窄も酷く、痙攣も強かった、、、という事で、
症状の大小が有るので、一概に手術がお勧め!と言っている訳ではありません。
ボトックスの注射で治療するにしても手術を受けるにしても両方長所/短所が有ります。
私は3日間ほど熟考して手術を決めました。

声が出ない、という病気が有る事を知っている人は
きっとSDになった本人とそのご家族くらいでしょう。
私はSDの診断を受けるまでに色々な耳鼻咽喉科に行きました。
超有名クリニックにも行きましたが、『問題無い』との診断で
気休めの吸入器を処方されただけで、会計1万円超えだった事もありました。
耳鼻科の先生でさえもSDの事は(知らない?)判断出来ないのです。
声が出ない症状になって驚いているのはきっと本人だと思います。
『どうして声が出ないの?』と他人に言われた際には、
『それは私自身が知りたいよ!』と言いたい事でしょう。

声が出ない、、、どうして?と悩んでいる方は、
SDの診察が出来る医師に早めに診察してもらう事をお勧めします。
SDであっても、そうでなくても、ハッキリする精神的に楽になると思います。
一歩前に進みましょう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索